こんにちは、借金450万円を返済中のこんぺいです。
今回のブログ記事の内容は、借金があることを親に打ち明けてみた、という体験談のお話。
- 借金があることを親に打ち明けようか悩んでいる人
- 借金があることを親に告白したらどんな反応か?
- 親に借金のことを話したら怒られないか?
こんな風に思い悩んでいる人の参考になれば幸い。
結果として、「親に打ち明けて正解」でした。理由なども交えて書いていきます。
借金があることを親に告白しようと思ったときの状況と心境
借金が400万円を超えて苦しくなった
これは自分のケースの場合だけれども、400万円の借金を超えると返済が苦しくなった。
東京都内で一人暮らし、普通のサラリーマンで、月に10万円の返済額は正直きつかった。
家賃や光熱費、スマホ代などの通信料で、10万円ぐらいかかるから、月に20万円がなかば自動的に引き落とされていくのは、生活に支障がでるレベル。
借金返済で生活費が足りなくなってきた
生活費が足りなくなったときは、クレジットカードでキャッシングするなどして、まさに火の車。
実質的にキャッシングしたお金を借金の返済に充てていたといってもいいのかも。
そんな借金ずぶずぶの状態になってくると、まともな判断ができない。
常に思考はお金のこと、借金のこと、返済のこと。精神的にも病んだ。
自分は大学に通うために学生支援機構から第二種奨学金を借りていたので、奨学金の返済も同時にしていた。まさに借金・ローンでズブズブ。身動き取れなくなっていた。
それまで借金のことを誰にも相談していなかった
借金のせいで、精神的に病み、頭が回らず、もはや自分だけではどうしようもできなかった。
当時は彼女がいたが、借金のことを打ち明けることはできなかった。
なぜかといえば、「まだ付き合いが浅くそんな思い話はできない」「多額の借金があることを打ち明けたら逃げられてしまう」など、そんな考えからだったと思う。
振り返ってみれば、別に彼女に打ち明ける必要はなかったので、判断としては間違っていなかった。(まぁ別の理由でそのあと別れたけれども)
借金があることを打ち明けた時の親の反応
というわけで、借金生活がほぼ限界に達したことから、親に借金があることを電話で打ち明けた。
直接話したほうがよさそうな内容であったが、自分は都内、親は地方の田舎に住んでいたので、電話で打ち明けた。
電話で借金があること、借金の額、借金を作った理由(パチンコ・スロット)を親に伝えた。
借金のことを話しながら泣いた
話しながら自分がやってきたことの愚かさに、自分自身が情けなく、こんな子になってしまったことを申し訳なく思った。話しながら自然と涙がでてきた。
親の前では真面目にやってきたつもりだ。
いま、こんなだらしない人間になってしまったことを親に露呈してしまっている事実が辛かった。
全て話したあとの親の反応
借金があること、今の状況を話しているとき、親は怒ることなく「うんうん」とただたんに自分の話を聞いてくれた。安心した。
借金があることに驚いていたような反応だった。でも、それ以上なにも言わず、これからどうしていくか、一緒に考えようと提案してくれた。
ただ単に救われた。親は泣いていなかったが、自分は嗚咽がでるくらい電話越しに泣いた。
結果として、まずは債務整理をおこなうことにし、消費者ローンや銀行から借りた分は引き続き自分で返済、奨学金の返済は翌月から親が肩代わりしてくれることになった。
借金があることを親に話すべきか?
自分の体験ベースでいえば、親に話すべきだと思う。理由は以下。
- 誰かに話すことで楽になれる
- 借金返済のための計画を一緒に考えることができる
- 借金返済を(一時的に)サポートしてくれる可能性がある
誰かに話すことで楽になれる
まず言いたいのは、借金のことを一人で抱え込むのはあまりにも辛いということ。
精神的にやられるし、家に帰れば四六時中考えることになり、だんだん寝つきが悪くなった。
結果として親に打ち明けたわけだけど、それだけで気持ちが楽になった。口に出して悩みを吐き出してみることはとても大事だと実感した。
借金返済のための計画を一緒に考えることができる
当時は20代後半で、社会人経験をそれなりに積み、きちんとした考えができる人間だと思っていた。
しかしながら、借金が重なっていくにつれてまともな思考状態になることはできなかった。
こうなってくると返済するための計画も考えられない。まさに誰かの知恵や助けが必要な状態。
ただし、借金のことは友人や彼女にもなかなか言えないよなセンシティブな話題。
一番身近であり、身内である親に相談するのが妥当と思う。何より一番親身に話を聞いてくれるよ。
借金返済を(一時的に)サポートしてくれる可能性がある
これは親に余裕がなければ、頼ることはできないだろうけど、自分は借金返済の一部を親が肩代わりしてくれるようになった。
具体的にいえば、奨学金の月2万円程度の返済分を親が支払ってくれるようになった。他の8万程度のローン分は、引き続き支払うことに。
でも、これだけでもだいぶ借金生活が楽になった。
まとめ
親に相談したことによって、その後、債務整理という決断をすることができた。
親に相談したことで精神的に安定し、どういった計画で返済を続けるのがベストか、冷静に考えることができるようになった。
親との関係性によっては、怒られることも可能性もあるし、何も手助けしてくれないことももちろんあると思う。
でも、誰かに打ち明けて楽になれるとしたら、その対象はまずは「自分の親」だと思うよ、俺は。怒られてもそれはしょうがない。
「親に打ち明けるかべきかどうか」と迷っている人には、迷いなく相談してみることをおすすめしたい。手遅れにならないうちに。
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