どうも、20代で借金450万円を任意整理したこんぺいです。
現在は、任意整理の手続きが完了して、今は利息なしで返済中な状況です。任意整理した当時のことを振り返って体験談としてこのブログ記事を書いています。
結論からいえば、弁護士法律事務所に任意整理の相談をして正解でした。まったく後悔はしていません。
20代で借金450万円を作ってしまった理由と原因
結論からいえば、「パチンコとスロット」。決していい理由ではない。
もともと学生時代からちょこちょことスロットをやってはいたが、社会人になると定期的な収入があるという安心感から、お金に糸目をつけず、スロットにのめりこんでいった。
気が付いた時には、アコムやレイクといった消費者ローンや東京スター銀行やオリックスといった銀行ローンとも契約し、新たにゲットしたキャッシング枠で得た現金でスロットを遊ぶようになっていった。
はじめのうちは、50万円ほどの借金だけだった。なので、ボーナスで一発で返済できる簡単に返済できるだろうなと考えていた。
でもあっという間に借金額は450万円にふくれあがっていった。
関連記事 【スロット】借金を作った原因と理由を体験談として語る【パチンコ】
任意整理をするまえに親に全て打ち明けた
結果として、任意整理をしたわけなのだが、その前に借金があることを親に告白した。
親に相談するかどうかも正直かなり迷ったが、いま振り返ってみて、親に相談して正解だった。
親に打ち明けた理由は、以下のとおり。
- 借金が400万円を超えて苦しくなった
- 借金返済で生活費が足りなくなってきた
- それまで借金のことを誰にも相談していなかった
それぞれの詳しい内容は、この記事(【反応は?】親に借金があることを告白してみたら楽になった【体験談】)に書いてある。
親に打ち明けようか迷っているひとは、ぜひ読んでみて。
任意整理のメリットを踏まえて、任意整理を決断した
インターネット上で、債務整理についてたくさん調べた。
債務整理は、具体的に三つの方法があるということがわかった。
- 任意整理
- 民事再生(個人再生)
- 自己破産
結果として、法律相談事務所に出向き、それぞれのメリット・デメリットを確認しつつ、自分の借金が450万円であることを踏まえて、任意整理をすることにした。
借金の金額や職業、財産の有無によって、任意整理、民事再生(個人再生)、自己破産の選択肢は異なるそうなので、自分だけで決断しないほうがよい。法律も絡んでくるからね。
弁護士や専門家など、詳しいその道のひとに相談するべきだと思った。
自分で調べても専門家であるわけではないので、一定のところまで調べるとそれ以降は時間の無駄になってしまうよ。
と少し話が脱線してしまったが、結論として、任意整理をすることにした。
債務者は必要な書類を記入するだけ。あとは弁護士にまかせるだけ。
インターネットで面談を予約をして、あとはその日時に法律事務所に向かった。
法律事務所の中の雰囲気は普通の会社と同じような感じ。いくつか個室のブースがあり、そこに通してもらった。
プライバシーは完全に守られている印象。知っている人に出くわしてしまったら大変だからね。笑
担当者がやってきたら、あとは、借金の額や借入しているカードローン会社をすべて所定書式に書き出した。自分がしたことはこれだけ。
あとは、弁護士がローン会社とやりとりして、その結果を知らせてくれるのだそう。
任意整理と聞くとなにやら重い印象が強いが、実際に債務者がおこなう必要な手続きはこれだけだった。
月々の返済額を決めなおすことができる
任意整理をすると、月々の返済額を決めなおすことができると説明を受けた。
弁護士がローン会社とやりとりする際に、返済金額の設定を交渉してくれるのだそう。
返済額を減らすこともできるが、自分は一刻もはやく借金を完済することを心に決めていたので、毎月の返済額はこれまで通りとした(月8万)。
もちろん返済生活は苦しい。だからこそ、はやく完済して、この借金地獄生活から抜け出したいと思った。
任意整理は、消費者ローンや銀行ローンだけではなく、クレジットカードも含まれる。
任意整理は、消費者ローンや銀行ローンが対象になるかと思いきや、クレジットカードも任意整理の対象に含まれることを初めて知った。
任意整理をした時点で、請求がかかっているクレジットカードやリボ払い、分割払いになっているクレジットカードは、すべて任意整理の対象になるとのこと。
そして、そうなるとこの先何年かはクレジットカードを新規発行することもできない。いわゆるブラックリストに登録されるということだ。
これまでクレジットカードに頼りきった生活をしていたので、なかば目の前が真っ暗になった。
ブラックリストに掲載されることは恐怖だった。ただ、もう借金とその返済に追われて火の車状態であったので、もうそれは諦めて受け入れることにした。
意外にも、任意整理してから三年近く経過したが、ブラックリストによる弊害はいまのところ特にない。心配しすぎたかもしれない。
銀行カードローンを利用している銀行口座は凍結になる
自分は三菱東京UFJ銀行のカードローンを利用していた。これにより、三菱東京UFJ銀行で開設していた銀行口座は凍結されると説明を受けた。
これも法律事務所に行き、はじめて知ったことだったので、ショックを受けた。まさか自分の銀行口座が凍結されるなんて思ってなかったからね。
対処法としては、ほかの銀行で新規口座開設すればいいだけなので、それほど引きずる大きなショックではなかった。
ただし、給与受け取り口座に設定していたので、別の口座に変更する手続きを会社でおこなわなければならなかった。うん、それだけ。
任意整理をする前に心配・不安だったこと
それなりに深く考え、調べて任意整理にいたったわけだが、心配・不安がなかったわけではない。
ただし、心配しすぎたこともある。任意整理中の自分の姿なんてあまり想像できないし、想像したくないからね。
会社に電話連絡がいかないかどうか
当時、働いていた会社に連絡がいかないかどうかが心配だった。
さすがに同僚や上司に対して、借金があることはバレたくなかった。でも安心してほしい。
任意整理をおこなったことで、働いている会社に電話などで連絡がいくことはまずない。
クレジットカードが使えなくなる
上にも書いたけれど、クレジットカードがないとただ単に不便。
オンラインショップやWebサービスで、クレジットカードしか受け付けていないものは多々あるしね。
でも、クレジットカードの代わりにデビットカードを使うことで、不便なく生活を送ることができている。もちろんキャッシングやローンを組むことはできないけどね。
お店によっては、分割払いをすることもできるのはデビットカードの大きな魅力。
20代の私が借金450万円を任意整理した体験談まとめ
と、ここまで、任意整理した当時の様子を振り返って書いてみた。
- 20代で借金450万円を作ってしまった理由と原因
- 任意整理をするまえに親に全て打ち明けた
- 任意整理のメリットを踏まえて、任意整理を決断した
- 任意整理をする前に心配・不安だったこと
振り返ってみると、任意整理をすると決めてから、任意整理をするまでの決断ははやかった。
任意整理をした判断は間違っていないと思っているし、後悔もしていない。
三年経った今では、順調に借金返済生活を送れている。地獄ではない。パチンコやスロットも無事に辞めることができている。
よく、「一人で抱え込まないで」などというキャッチフレーズを聞くことがあるが、本当にそのとおりだと思う。
友人や彼氏彼女ではなく、弁護士や専門家にはやめに相談するべきだと思う。自分のつらい経験を通して。
債務整理をするならば、法律が絡んでくるので、いくら調べても個人では限界があることも知った。
ある程度は自分で調べて、そのあとは、法律事務所にでも相談しにいこう。
コメント